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脳死肺移植が終了 岡山大病院  女性の容体安定

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で29日朝から行われた脳死肺移植は、同日昼過ぎに無事終了した。右肺の移植を受けた40代女性=岡山県内在住=の容体は安定しており、早ければ2カ月で退院できるという。

 手術は大藤剛宏肺移植チーフの執刀で午前9時35分に始まり、午後1時55分に終了。女性は肺気腫で呼吸機能が低下し、09年に日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 大藤チーフは「肺と胸壁との癒着がなく、非常にスムーズに手術できた」と話した。

 岡山大病院の肺移植は脳死29例目、生体と合わせると88例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年10月30日 更新)

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