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倉敷でインフル 集団感染は今季県内初

 倉敷市は31日、市立船穂小(同市船穂町船穂)でインフルエンザとみられる集団風邪が発生したと発表した。県内のインフルエンザの集団感染は今季初で、過去10年で2番目の早さ。

 同市によると、船穂小の患者は5年生の全3クラスで14人。うち3人から季節性のA型ウイルスが検出されたという。1、2日に学年閉鎖する。

 県健康推進課によると、県内では昨季、11月上旬から幼稚園や小中高など延べ896校園で発生。患者は計9194人に上り、大半が新型インフルエンザだった。担当者は「例年は12月ごろが流行時期。今回は突発的なケースの可能性があるが、山口県など既に断続的に発生している地域もある。うがいなどで予防を心掛けて」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年11月01日 更新)

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