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ポテトサラダ 熱いうちに塩加えて

 「まるで高級ホテルのレストランみたいな味」。二十数年前のことですが、このポテトサラダを初めて作ったとき、まだ小学生だった娘たちがこう言って喜んでくれました。行ったことのない高級ホテルに例えられたのがおかしくもあったのですが、最近、テレビの料理番組を見てどきっとしました。いろいろと自分なりに試してたどり着いたレシピが、東京の高級ホテルのそれとほぼ一致していたのです。

 ポイントは、ジャガイモが熱いうちに塩で味を付けること。冷めると味がしみこみにくくなります。ここで塩を減らしてしまうと味が決まらず、後でマヨネーズをたくさん加えてべとべとになるという失敗につながるので注意しましょう。

 マスタードの代わりにバジルソースを使ったときも好評でした。ピンクペッパーを散らすと、味も見栄えもアクセントになるのでお薦めです。たかがポテトサラダと思わず、一工夫してみると楽しいですよ。


<材料>(5人分)

 ジャガイモ 700グラム
 タマネギ  1個
 塩     少々
 ミントの葉 
 A(ワインビネガー大さじ2、サラダ油大さじ4、塩小さじ1)
 B(マヨネーズ200グラム、マスタード小さじ1/2)

<つくりかた>

 [1]ジャガイモは皮のまま丸ごとゆでる

 [2]ゆであがったジャガイモは熱いうちに皮をむき、つぶしてAを混ぜて30分置く

 [3]タマネギはみじん切りにし、塩少々をふってふきんでもみながら水分を出す

 [4](3)をさっと洗って水気をふき取る

 [5](2)と(4)を合わせBであえ、ミントの葉を飾り、お好みでピンクペッパーを散らす
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年11月04日 更新)

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