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ゴボウ汁 野菜の力「あく」を取り込む
秋が次第に深まり、朝晩は肌寒さを感じるようになりました。ゴボウは体を温める作用がある根菜の代表格。今回のメニューはこれからの季節にぴったりの一品です。ゴボウはとてもあくが強い野菜ですが、泥を洗い落とすだけで、皮をむいたりあく抜きをせずに調理します。あくをそのまま食べると味も悪いし体にもよくありません。でも、ほんの少しの塩と、加熱して上下を混ぜ返すひと手間で、中和させてうま味に変えることができます。
スープを飲むと、ゴボウの香りが口いっぱいに広がるはず。あくは野菜の力そのものです。体に上手に取り込んで、エネルギーにしましょう。
とろみに使うくず粉も、細胞を活性化させて体を温める働きがあります。風邪をひくとくず湯を飲んだり、夏ばてしたときにくずもちを食べることがありますね。
もう一つ、くず粉を使ったメニュー「梅しょうゆ番茶」を紹介したいと思います。
中くらいの梅干し1個の果肉をつぶしたものとしょうゆ少々、番茶200ミリリットルを鍋に入れて火にかけます。沸騰したら水溶きくず粉でとろみをつけて出来上がり。好みでショウガの搾り汁を加えると、さらに風味が増します。
風邪をひきそうなときや手足が冷えるとき、ぜひ試してみてください。
<材料>(4人分)
ゴボウ 小2本
豆腐 1/4丁
ネギ 少々
みそ 50グラム
塩 少々
ごま油 適宜
だし汁 4.5カップ
くず粉 少々
<作り方>
[1]ゴボウは泥を洗い落とし、薄くささがきする。あくは抜かない
[2]鍋にごま油を温めてゴボウを入れ、塩をふりさっといためる。ゴボウをしゃもじで押さえつけるようにして、ふたをする
[3]鍋から蒸気が上がって良い香りがしてきたら、上下混ぜ返してふたをする。これを2、3回繰り返しあくを中和させる
[4]だし汁を張り、豆腐を入れてひと煮立ちさせる。みそを加え、水溶きくず粉でとろみをつけてネギを散らす
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
スープを飲むと、ゴボウの香りが口いっぱいに広がるはず。あくは野菜の力そのものです。体に上手に取り込んで、エネルギーにしましょう。
とろみに使うくず粉も、細胞を活性化させて体を温める働きがあります。風邪をひくとくず湯を飲んだり、夏ばてしたときにくずもちを食べることがありますね。
もう一つ、くず粉を使ったメニュー「梅しょうゆ番茶」を紹介したいと思います。
中くらいの梅干し1個の果肉をつぶしたものとしょうゆ少々、番茶200ミリリットルを鍋に入れて火にかけます。沸騰したら水溶きくず粉でとろみをつけて出来上がり。好みでショウガの搾り汁を加えると、さらに風味が増します。
風邪をひきそうなときや手足が冷えるとき、ぜひ試してみてください。
<材料>(4人分)
ゴボウ 小2本
豆腐 1/4丁
ネギ 少々
みそ 50グラム
塩 少々
ごま油 適宜
だし汁 4.5カップ
くず粉 少々
<作り方>
[1]ゴボウは泥を洗い落とし、薄くささがきする。あくは抜かない
[2]鍋にごま油を温めてゴボウを入れ、塩をふりさっといためる。ゴボウをしゃもじで押さえつけるようにして、ふたをする
[3]鍋から蒸気が上がって良い香りがしてきたら、上下混ぜ返してふたをする。これを2、3回繰り返しあくを中和させる
[4]だし汁を張り、豆腐を入れてひと煮立ちさせる。みそを加え、水溶きくず粉でとろみをつけてネギを散らす
(2011年11月11日 更新)