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サツマイモのトリュフ 繊維たっぷり、こくも甘みも

 12月に入ると、日々の生活が途端にせわしくなってくるのが不思議です。けれどこの時期はクリスマス、冬休みなど、楽しい行事が盛りだくさん。今日はパーティーにぴったりのおやつを作ってみましょう。わが家では昔から、砂糖やバターを使った洋風のお菓子を作ることがほとんどなかったので、子どもたちはこのサツマイモトリュフを大変喜んで食べました。三温糖はこくがあって、少しの量でも甘みを感じます。

 サツマイモをフードカッターにかけると粘りが出て、つるんとして丸めやすくなります。作ってから2日間くらいはおいしく食べられます。バレンタインにもぴったりですね。小さな子どもがいる家庭は、ブランデーは入れなくてもいいでしょう。

 サツマイモは子どもから大人まで、多くの人が好む野菜。繊維質を豊富に含み、おなかがふくれて満足感があります。トリュフを作るとき、ココアをまぶす前に春巻きの皮で巻いて油で揚げたり、サツマイモの皮だけをかき揚げにして食べるのも、お薦めの調理法です。


<材料>(4人分)

 サツマイモ 600グラム
 三温糖   大さじ3~4
 ブランデー 少々
 ココア   適量

<作り方>

 (1)サツマイモは蒸して皮をむき、粘りが出るまでフードカッターにかける。フードカッターがなければ裏ごしでもよい

 (2)サツマイモが熱いうちに三温糖を加え、よく混ぜる

 (3)粗熱が取れたらブランデーを加える

 (4)トリュフの形に丸め、ココアに転がして全体にまぶす
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年12月02日 更新)

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