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新型コロナ 岡山県975人感染 900人台は56日ぶり

岡山県庁

 岡山県で13日、975人の新型コロナウイルス感染が発表された。1日当たりの感染者が前週の同じ曜日を上回るのは21日連続で、900人台となるのは2月16日以来56日ぶり。岡山、津山市などで計7件のクラスター(感染者集団)が発生した。県内での感染確認は7万202人となった。

 県内では、年明けからの「第6波」が、これまでの流行の波とは異なり、収束しきらないまま再拡大に転じている。年度替わりの人の活発な移動による感染リスクの高まりや、オミクロン株の派生型「BA・2」への置き換わりが進んでいることが要因とみられ、今後、増加ペースのさらなる加速が懸念される。

 13日の新規感染者は、岡山市460人、倉敷市293人、津山市49人、瀬戸内市29人、赤磐市22人など。年代別では多い順に20代168人、10歳未満158人、30代152人、10代149人、40代145人などだった。症状は調査中の9人を除き、4人が中等症、他は軽症か無症状。

 クラスターは、岡山市の高齢者入所施設2カ所でそれぞれ40人と13人の感染が判明。他にも津山市の高齢者施設で11人、保育施設で8人、美作市の医療機関と鏡野町の高齢者施設、高梁市の学校で各5人の感染が分かった。県内でのクラスター発生は524例となった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2022年04月13日 更新)

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