エイズ検査パートナーに勧めて 県が啓発冊子 患者らに協力呼び掛け
県はHIV(エイズウイルス)感染者とエイズを発症した患者に対し、自分のパートナーにエイズ検査を受けるよう勧める啓発冊子「あなたの大切な人の命を守るために」を作った。感染の可能性があるパートナーに照準を絞り、早期の発見・治療につなげる。
冊子では、HIVの主な感染経路は性行為で、感染者や患者のパートナーは感染の可能性があると指摘。感染が判明しても「早期治療でエイズの発症を防ぐことができる」とし、「パートナーの命を守るために、ぜひ検査を勧めて」と呼び掛けている。
このほか、男性同士の性的接触による感染者が全国で急増していることを示すグラフや、エイズ検査が受けられる県内10カ所の治療拠点病院と各保健所・支所のリスト、HIV感染に気付かずエイズを発症する“いきなりエイズ”患者の人口割合が岡山は全国4位(2010年)で、感染リスクが高い状況を裏付けるデータも載せている。
A5判6ページで2250部作製し、治療拠点病院や保健所に配布した。検査で感染が判明した人や通院中の患者に手渡してもらう。
県健康推進課は「パートナーの命を第一に考えて検査の推進に協力してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
冊子では、HIVの主な感染経路は性行為で、感染者や患者のパートナーは感染の可能性があると指摘。感染が判明しても「早期治療でエイズの発症を防ぐことができる」とし、「パートナーの命を守るために、ぜひ検査を勧めて」と呼び掛けている。
このほか、男性同士の性的接触による感染者が全国で急増していることを示すグラフや、エイズ検査が受けられる県内10カ所の治療拠点病院と各保健所・支所のリスト、HIV感染に気付かずエイズを発症する“いきなりエイズ”患者の人口割合が岡山は全国4位(2010年)で、感染リスクが高い状況を裏付けるデータも載せている。
A5判6ページで2250部作製し、治療拠点病院や保健所に配布した。検査で感染が判明した人や通院中の患者に手渡してもらう。
県健康推進課は「パートナーの命を第一に考えて検査の推進に協力してほしい」としている。
(2012年02月06日 更新)
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感染症