文字 

感染拡大 病床使用率など毎日更新 岡山県、HPに項目新設

日々の病床使用率や宿泊療養者数を伝える新型コロナ関連の岡山県HP

 岡山県は27日、新型コロナウイルスの感染急拡大を受け、県ホームページの関連コーナーに、医療の逼迫(ひっぱく)度合いを示す病床使用率や宿泊療養者などの毎日の状況を伝える項目を新たに設けた。病床使用率を含む各種指標は1週間ごとに更新していたが、医療現場の状況をタイムリーに伝え、県民の注意を促す。

 病床使用率▽重症者用の病床使用率▽県内3カ所にある宿泊療養施設での療養者数▽自宅療養者数と療養先調整中の人数の合計―の4指標。いずれも毎日午前10時、前日の午後5時現在の状況を速報値としてアップする。

 27日に更新された数値は、病床使用率が38・3%、重症者用の病床使用率が2・9%で、22日に公表された直近の数値(20日現在)からそれぞれ約1・7倍、約1・9倍に上昇。宿泊療養者数は133人、自宅療養者と療養先調整中の合計は1万1438人となっている。

 県新型コロナウイルス感染症対策室は「現在の流行『第7波』は今のところ軽症や無症状が大半だが、決して油断はできない。感染状況を小まめにチェックし、基本的な対策を心掛けてほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2022年07月27日 更新)

ページトップへ

ページトップへ