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親子 孤立させないで 岡山で地域子育て支援シンポ 実践例を報告

地域での子育て支援を紹介したパネルディスカッション

 親子が安心して暮らせる地域づくりを考える「地域子育て支援シンポジウム」(岡山県社会福祉協議会など主催)が十六日、岡山市南方の県総合福祉・ボランティア・NPO会館で開かれ、育児支援グループ代表らが実践例などを報告した。

 福祉関係者ら約二百人が参加。「これからの地域子育て支援活動に求められるもの」をテーマにしたパネルディスカッションでは、瀬戸内市長船町子育てサロン「ゆめっ子」の水田正子代表、NPO法人子育て支援の会「サポートあい」の庄司憲子理事長、「障がいのある子どもの子育てサロン・キラキラ」の角田ヒロミ代表、笠岡市子育て支援課の鈴木一彦要保護児童相談員が発言した。

 庄司理事長は「岡山に結婚で転居し心細かった自分の経験を若い母親にさせたくなかった」と会設立の経緯を説明。親子で寄り合う子育てサロンや一時預かり、悩み相談などの活動を紹介し「親子を孤立化させない支援を地域に根付かせることが重要」と訴えた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年03月22日 更新)

タグ: 福祉子供

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