がんテーマに川崎医福大でセミナー 学生、市民ら500人参加
倉敷市松島の川崎医療福祉大で26日、保健看護学科の公開セミナーが開かれ、がんの免疫療法などについて学生や市民ら約500人が理解を深めた。
同学科は5月の第4土曜を「看護の日」とし、公開セミナーを毎年開催。同大大学院に本年度、がん専門の看護師養成を目指す「がん看護学コース」が新設されたことから、がんをテーマにした。
同大の中山睿一教授(免疫学)が「がん免疫療法の最前線」と題して講演。ワクチン治療について「がん細胞に存在する特殊なタンパク質をワクチンに使うことで患者自身の免疫力を高め、がん細胞を破壊する細胞を増殖させる」と説明した。
同学科長の津島ひろ江教授(地域・学校看護学)は、がん看護専門看護師について「がん患者の緩和ケアや相談に対応できる専門性が必要。患者の家族や医療チームとの対人関係構築といった能力も求められる」とした。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
同学科は5月の第4土曜を「看護の日」とし、公開セミナーを毎年開催。同大大学院に本年度、がん専門の看護師養成を目指す「がん看護学コース」が新設されたことから、がんをテーマにした。
同大の中山睿一教授(免疫学)が「がん免疫療法の最前線」と題して講演。ワクチン治療について「がん細胞に存在する特殊なタンパク質をワクチンに使うことで患者自身の免疫力を高め、がん細胞を破壊する細胞を増殖させる」と説明した。
同学科長の津島ひろ江教授(地域・学校看護学)は、がん看護専門看護師について「がん患者の緩和ケアや相談に対応できる専門性が必要。患者の家族や医療チームとの対人関係構築といった能力も求められる」とした。
(2012年05月27日 更新)
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がん