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岡山県内コロナ感染 前週比4割減 直近1週間 各種指標も改善傾向

 岡山県は7日、直近1週間(9月29日~10月5日)の新型コロナウイルス感染状況をまとめた。新規感染者数は3913人と6週連続で減少し、前週(9月22~28日、6643人)より約4割の大幅減となった。病床使用率をはじめとする各種指標も改善傾向を維持した。

 1日当たりの新規感染者数は4日を除いて前週の同じ曜日を下回った。クラスター(感染者集団)の発生は高齢者施設などで16件(前週20件)。感染者の年代別割合では10代19・2%(同16・8%)20代13・4%(同12・2%)などと若者に増加の兆しが見られた。

 医療の逼迫(ひっぱく)度合いを示す病床使用率が21・8%と4・1ポイント改善。10万人当たりの療養者数は207・3人で、前週(351・9人)より144・6人減少した。全体のレベル判断は5段階のうち上から3番目の「レベル2」を維持する。

 県保健福祉部は、政府の「全国旅行支援」が11日から始まることもあって人の移動の活発化が見込まれるとして「感染再拡大につながらないよう、場面に応じたマスク着用といったウィズコロナの生活様式を徹底してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2022年10月07日 更新)

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