心の健康「ストレスとうまく付き合って」 高梁で講演会
こころの健康づくり講演会(高梁市主催)が二十二日、同市向町の高梁総合福祉センターで開かれ、高梁病院の児玉昌純副院長が「心の健康と病気あれこれ」と題して講演。患者家族、ボランティア、愛育委員ら市民約三十人が聴講した。
児玉副院長は、統合失調症、うつ病、アルコール依存症、認知症に大別される心の病気のうち、うつ病と認知症の増加が目立つと指摘、病気の特徴、対処方法などをわかりやすく説明した。うつ病、認知症増加の背景としてストレスに弱い人が増えている点を挙げ「ストレスがなくなることはない。うまく付き合うことを考えるべき」と強調した。
そのためには、よい睡眠と食事を前提として「生活のリズムを崩さない」「気分転換とリラックス時間を確保」「プラス発想に切り替える」ことが重要とアドバイス。周囲の人の接し方の基本は「励まさない」こと、休養とペースダウンを優先させるべき―と訴えた。
聴講者はメモを取りながら熱心に聴いていたが「きょうの講演がストレス解消になった」と、感想を述べていた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
児玉副院長は、統合失調症、うつ病、アルコール依存症、認知症に大別される心の病気のうち、うつ病と認知症の増加が目立つと指摘、病気の特徴、対処方法などをわかりやすく説明した。うつ病、認知症増加の背景としてストレスに弱い人が増えている点を挙げ「ストレスがなくなることはない。うまく付き合うことを考えるべき」と強調した。
そのためには、よい睡眠と食事を前提として「生活のリズムを崩さない」「気分転換とリラックス時間を確保」「プラス発想に切り替える」ことが重要とアドバイス。周囲の人の接し方の基本は「励まさない」こと、休養とペースダウンを優先させるべき―と訴えた。
聴講者はメモを取りながら熱心に聴いていたが「きょうの講演がストレス解消になった」と、感想を述べていた。
(2006年03月24日 更新)