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がん定期検診を アグネスさんが講演 岡山県病院協会50周年

乳がんの闘病生活について語り、定期検診での早期発見を呼び掛けるアグネスさん 

 岡山県内の170病院が加盟する県病院協会(小出尚志会長)は15日、設立50周年を記念した講演会を岡山市北区表町の岡山シンフォニーホールで開き、歌手でエッセイストのアグネス・チャンさんが乳がんを克服した自身の闘病生活について話した。

 アグネスさんは「中学生の子どもの卒業を目にしないまま死んでしまうんじゃないか」との不安を感じていたとき、同じ病院のがん患者が退院後の夢を語る前向きな姿に励まされた体験を披露。「がんは早期発見で治療が可能だし、治ると思えば苦しい闘病生活も乗り越えられる。体をいたわる気持ちで定期検診を受けてほしい」と強調した。市民ら約1800人が聞いた。

 同協会は1962年7月発足。病院経営に関する調査研究や医療政策提言、市民向けのシンポジウムなどの活動を展開している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2012年09月16日 更新)

タグ: がん

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