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中国、新型コロナ拡大傾向 抗体減少で再感染

 北京市内のスタジアムで、マスクを着けずにサッカーの試合を応援する人たち=15日(共同)

 【北京共同】中国北京市の衛生当局は17日までに、今月1~7日の感染症患者が1万人を超え、前週比で約4千人増えたと発表した。最も多いのは新型コロナウイルスだった。中国ではコロナ感染が拡大傾向にあり、中国メディアによると、広東省広州市では発熱で検査を受けた2割以上がコロナ陽性と判定された。

 昨年12月の大流行から約5カ月が経過し、抗体の減少で再感染する人が増えたとみられている。

 中国疾病予防コントロールセンターの研究結果によると、中国で新型コロナは昨年12月下旬ごろに流行がピークに到達。今年2月時点で82・4%が感染した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年05月17日 更新)

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