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県病院協が50周年記念誌 連携・協力の歩み紹介

県病院協会が発行した設立50周年の記念誌

 県内169病院が加盟する県病院協会(岡山市中区古京町)が設立50周年の記念誌(A4判、193ページ)を発行した。

 同協会は初代会長の故川崎祐宣・川崎病院院長ら有志で1962年7月に発足。病院経営に関する調査研究や医療政策提言、市民向けシンポジウムなどに取り組んでいる。

 記念誌では同協会が高い加盟率(99・4%)で連携・協力を深め、県内の医療の底上げを図ってきた経緯などを紹介。2006年に岡山市で開いた日本病院学会や日本医療機能評価機構の第三者評価認定に向けた支援、現在、県、県医師会と共に取り組む患者の電子カルテの共有化などについて触れている。

 記念誌は800部作製。県内の関係団体や自治体、図書館などに配布した。

 小出尚志会長は「病院の機能分化が進む中、病院間の連携がより重要となっている。組織の垣根を越えて長年培ってきた人的ネットワークを生かし、地域で求められる役割を果たしていきたい」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2012年12月30日 更新)

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