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5月の熱中症搬送は3655人 過去2番目、暑さ慣れず

 総務省消防庁は23日、5月に熱中症で救急搬送された人は全国で3655人だったと発表した。昨年5月を987人上回り、比較可能な2015年以降、19年(4448人)に次いで多かった。体が暑さに慣れていない中、各地で真夏日となった5月中旬を中心に増えた。

 今週末からは全国的に気温の高い日が続く見通しで、消防庁は小まめな水分補給や適切なエアコン使用などの対策を呼びかけている。

 搬送者のうち1人が死亡し、3週間以上の入院が必要な重症は54人、短期入院が必要な中等症は1024人だった。全体の51・5%を65歳以上が占めた。

 都道府県別でみると、東京の270人が最多。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年06月23日 更新)

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