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飲酒の影響や留意点で指針策定 厚労省案、秋以降に決定

 飲酒ガイドライン案のポイント

 厚生労働省は5日、飲酒に関し年齢や体質に応じた健康影響や留意すべき飲み方などをまとめたガイドライン案を検討会に示した。飲酒指針の策定は初めてで、意見公募などを経て、秋以降に正式決定する見通し。

 案では、高齢者は若い時に比べ酔いやすく、酒量が一定を超えると認知症発症や転倒などのリスクが高まることがあると指摘。飲んで顔が赤くなるなどアルコール分解酵素の働きが弱い人は、口内や食道のがんのリスクが非常に高くなるとのデータがあるとして注意を呼びかけた。

 酒量だけでなくアルコール量に注目することを重要視。摂取量に具体的な目安を設定すれば健康管理につながるとした。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年07月05日 更新)

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