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レカネマブ、日本は秋に可否判断 米で本承認のエーザイ認知症薬

 記者会見を終えたエーザイの内藤晴夫CEO=7日午後、東京都文京区

 米食品医薬品局(FDA)はエーザイと米バイオジェンが開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」を本承認した。日本でも承認申請中で、秋に可否が判断される見通し。エーザイの内藤晴夫最高経営責任者(CEO)は7日、東京都内で記者会見を開き「一日も早く一人でも多くの患者に届けたい」と述べた。

 同社によると、投与対象となるのは認知症患者の中でもごく一部。実際に処方されるのは早期アルツハイマー病の人のうちの1~2%と推計する。米国では来年3月末までにおよそ1万人が使用すると見込んでいる。

 日本でも同様に早期患者の1~2%が薬を使用すると想定している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年07月07日 更新)

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