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エイズ感染、死者共に減少 国連、根絶へ取り組み訴え

 【ジュネーブ共同】国連合同エイズ計画(UNAIDS)は13日、2022年にエイズウイルス(HIV)に新たに感染したのは130万人で、死者は63万人だったとの推計を公表した。感染者、死者共に減少傾向が続いており、エイズ根絶に向け、抗HIV薬をより幅広く行き渡らせることなど取り組み強化を各国に訴えた。

 22年の総患者数は3900万人。22年末時点で、抗HIV薬の治療を受けている患者は2980万人に上っており、10年の770万人から大幅に増加した。

 エイズが原因の年間死者数は、最も多かった04年の200万人と比べると22年は約69%減と大幅に減少した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年07月13日 更新)

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