文字 

光生病院、新病棟完成し式典 医療、福祉の質向上へ

完成した光生病院の新病棟(右奥)

 光生病院(岡山市北区厚生町)が建設していた新病棟の完成記念式典が13日、同病院であった。病室のほか、特別養護老人ホーム(特養)なども備えており、より質の高い医療、福祉を提供する。新病棟は19日から順次業務を始める。

 西館南側に耐震構造の鉄骨鉄筋コンクリート12階(延べ約1万2千平方メートル)を建設。病室は4、5階で24室88床。1階には4月から診療を始める歯科診療室などがあり、2階は人工透析室、3階には事務所などが入る。6階以上は、関連法人の特養(定員29人)と高齢者用賃貸住宅(同57人)。2011年秋に着工、12年12月に完成した。

 式典には県内の医療関係者ら約300人が出席。佐能量雄理事長が「救急患者から介護の必要な方までをケアする拠点としたい」とあいさつした。

 同病院は1952年、現在地に開院。内科や外科など15診療科があり、病床は計198床。東館と西館などの施設があるが老朽化しており、耐震化の一環として駐車場跡地に新病棟を建設。今後は東、西館を取り壊し、急患センターなどを新築する。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年01月14日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ