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福山大心理学科 「こころの健康相談室」開所

相談室の看板を掲げる宮地理事長(右)と吉永学長

 福山大学人間文化学部心理学科(福山市東村町)の「こころの健康相談室」開所式が六日、キャンパス内で行われた。地域住民を対象に、十八日から運用を始める。

 専門知識を生かした地域貢献と、来春の設置を予定している大学院心理臨床学専攻で学ぶ学生の教育、研修の場として活用。校舎の一部を改修し、面接室三室や子どもから遊びながら話を聞く「プレイルーム」二室、待合室などを設けた。

 開所式では、相談室長を務める松田文子教授(教育心理学)が「地域に役立つ施設となるように頑張っていきたい」とあいさつ。宮地尚理事長と吉永昭学長が、相談室が置かれる十九号館に看板を掲げた。

 十八日に業務開始。同学科の教員九人が相談員を務め、子育てや職場のストレス、不登校などの悩みについて、専門分野ごとに担当する。対象は子どもからお年寄りまで。家族や企業など団体への支援も行う。完全予約制で、受け付けは月~金曜日の午前十時~正午と午後一~三時。相談一回(五十分)の料金は初回面接三千円、親子並行面接三千円、心理検査千~三千円など。

 問い合わせは、同大の代表電話(084―936―2111)。十八日までには専用の直通電話も開設する予定。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年04月07日 更新)

タグ: 健康福祉

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