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県内コロナ入院者数 5週連続減 直近1週間、重症者数は6人

 岡山県は13日、直近1週間(2~8日)の新型コロナウイルスの感染状況をまとめた。入院者数は129人と前週(9月25日~10月1日、164人)から35人の減。減少は5週連続で、このうち今回から公表を始めた重症者数は6人(前週4人)だった。新たな医療方針に基づく感染レベルは専用病床の確保を必要としない「段階0」となっている。

 県は今月から新型コロナの医療方針を見直しており、今回の取りまとめ分から公表指標を刷新。医療の逼迫(ひっぱく)度合いを示す病床使用率と重症者用の病床使用率を外し、重症者数を加えた。入院者数に応じて4段階の感染レベルも設定した。

 県内84の定点医療機関から報告された感染者数は411人(前週681人)で、1医療機関当たりは4・89人(同8・11人)と4週連続で減少。夏場以降、年代別で増加が目立っていた10代と9歳以下の感染がいずれも抑えられ、全体的にも減少傾向が続いている。

 県保健医療部は「感染者が増えているインフルエンザとの同時流行が懸念され、換気や手指消毒などの対策を徹底してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年10月13日 更新)

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