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岡山県が食中毒注意報発令 ノロウイルス多発の恐れ

岡山県庁

 岡山県は9日、ノロウイルスによる食中毒が多発する恐れがあるとして、県内全域に食中毒注意報を発令した。調理前やトイレ後の手洗いの徹底、食品の十分な加熱を呼びかけている。

 県生活衛生課によると、県指定の54医療機関で、1施設当たりの感染性胃腸炎の患者数が「2週連続で前週比1・1倍」との発令基準を満たした。

 今シーズン、ノロウイルスによる食中毒はまだ確認されていない。昨シーズン(昨年10月~3月)は真庭、岡山市で計2件発生し、患者数は計86人だった。

 同課は「感染しても症状が表れないこともあるため、衛生対策を徹底してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年11月09日 更新)

タグ: 感染症

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