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コロナ入院者数 岡山県2週連続増 直近1週間 高齢者感染増が要因か

 岡山県は8日、直近1週間(11月27日~12月3日)の新型コロナウイルス感染状況をまとめた。入院者数は88人と2週連続で増加。重症化しやすい高齢者の感染が増えていることが要因とみられる。

 入院者数は2割以上増えた前週(11月20~26日、86人)からさらに2人増えた。一方で、重症者は2週ぶりにゼロ(前週1人)となり、感染レベルは専用病床の確保を必要としない「段階0」を維持している。

 県内84の定点医療機関から報告された感染者数は19人増の182人で、1医療機関当たり2・17人(前週1・94人)。年代別では最多の80代以上が25人(同9人)と急増し、70代の21人(同19人)も前週を上回った。

 県保健医療部は全国的な増加傾向も踏まえ「岡山県内も増加局面に入ったとみられる。忘年会シーズンで人が集まる機会が増えるので、体調が悪い場合は外出を控えてほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年12月08日 更新)

タグ: 感染症

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