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岡山県内22病院が回復期リハビリ協設立 23日に初の研究会

 患者の生活機能を向上させる回復期リハビリテーション病棟のある岡山県内22病院が、県回復期リハビリテーション協会を設立し、23日に第1回研究会を開く。

 同協会によると、同病棟は患者を急性期病院から受け入れ、在宅復帰につなげる。急性期病院の入院期間が短縮化される中で重要性は増大。医師や看護師、作業療法士、言語聴覚士らが関与するさまざまな専門職種の能力向上、チームアプローチが求められている。

 同協会は研究会を定期的に開催。各専門職種の情報交換を促進し、急性期病院や介護施設などとの連携を強化する。第1回は午後2時~5時、倉敷市松島の川崎医科大付属病院で開催。専門医らが回復期リハビリの現状、在宅医療との連携などについて講演する。

 浅利正二会長(倉敷リハビリテーション病院長)は「高齢化の進展と生活習慣病の増加で、ニーズはより高まると予想される。それぞれが手を携え、患者が幸せになる医療を進めたい」と話している。 
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年02月22日 更新)

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