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医療機関半数以上で不具合、大分 マイナ保険証、調査結果を公表

 記者会見する大分県保険医協会の福井利法会長=25日午後、県庁

 大分県内の医師や歯科医師でつくる大分県保険医協会は25日、県内の医療機関を対象にした「マイナ保険証」に関連するトラブルの調査結果を発表した。回答した117医療機関のうち半数以上に当たる65機関で、昨年10月以降にカードの読み取り不具合などトラブルが発生したとしている。

 マイナ保険証の読み取り機でエラーが出たり、名前や住所といったデータが誤っていたりするトラブルもあった。マイナ保険証に起因する混乱で、患者にいったん医療費10割を請求したケースも3件あった。

 政府はマイナ保険証に一本化するため、現行の健康保険証を24年12月2日から廃止する方針。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2024年01月25日 更新)

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