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訪問看護、要件見直しへ 精神科の不正請求で厚労相

 武見敬三厚労相

 武見敬三厚生労働相は30日の記者会見で、精神科の訪問看護で一部の事業者が診療報酬の不正、過剰とみられる請求を行っている問題を巡り、2024年度の診療報酬改定で要件や評価を見直す考えを示した。「質の高い効果的なケアが実施されるよう議論する」と述べた。

 不正請求があった場合には「厳正に対処する」とも述べた。

 関係者によると、精神障害者や知的障害者を対象にした訪問看護で、早朝や夜間に訪問したように装ったり、症状に関係なく一律で週3回訪問したりする手法が組織的に行われているという。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2024年01月30日 更新)

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