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中国、鳥インフル感染の女性死亡 春節大移動で拡大警戒

 マスクを着けて北京市内を歩く人たち=31日(共同)

 【北京共同】中国衛生当局は1月31日までに、鳥インフルエンザ(H10N5型)と季節性インフルエンザ(H3N2型)に感染した女性(63)が浙江省の医療機関で死亡したと発表した。中国では2月10日の春節に伴い市民の大移動が予想され、当局は感染症の拡大を警戒している。

 国家疾病予防コントロール局によると、女性は昨年11月末に発熱やせきの症状が出て、12月中旬に死亡した。鳥から鳥インフルに感染したとみられ、今回のウイルスが人から人へ感染した状況は確認されていないという。

 春節に伴う特別輸送態勢「春運」が1月26日に始まり、3月5日までに延べ約90億人が移動するとの予測がある。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2024年01月31日 更新)

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