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マイナ保険証で医療費10割請求 23年10月以降753件

 全国保険医団体連合会は31日、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」のトラブルに関する調査の最終結果を発表した。システムの不具合などで患者に対し、本来の自己負担割合と異なって医療費の「10割」を請求した事例が2023年10月以降、403医療機関で少なくとも753件あったとしている。

 本来の負担割合は年齢などに応じて1~3割。保険加入情報の反映遅れなどが原因で「無保険扱い」となり、10割を請求した事例があった。

 調査は8672医療機関から回答を得た。全体の6割に当たる5188医療機関が23年10月以降、マイナ保険証を巡るトラブルを経験したと答えた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2024年01月31日 更新)

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