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新型コロナ入院者数10週ぶり減 県内直近1週間 新規感染者は増加

岡山県庁

 岡山県は2日、直近1週間(1月22~28日)の新型コロナウイルス感染状況をまとめた。入院者数は445人と前週(同15~21日、483人)から7・9%の減。新規感染者の増加が続く一方、入院者は10週ぶりに減少に転じた。

 重症者も4人減って2人になった。重症化しやすい高齢者の感染が抑えられていることが減少につながったとみられる。ただ、昨夏の感染ピーク時の入院者数(441人)とは同じ水準で、感染レベルは4段階のうち上から2番目の「段階2」(入院者数373~595人)を維持している。

 県内84の定点医療機関から報告された感染者数は1005人。1医療機関当たり11・96人と前週(11・37人)から5・2%増え、5週連続の増となっている。9歳未満(277人)と10代(178人)が半数近くを占め、若年層での感染が目立つ。

 県保健医療部は「症状がなくても他人に感染させる可能性があることも念頭に、場面に応じたマスク着用などの対策を徹底してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2024年02月02日 更新)

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