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原薬の不適切製造で業務改善命令 富山県、アクティブファーマに

 富山県庁

 医薬品原薬製造アクティブファーマ(東京)の富山市内の工場で国が承認した方法とは異なる不適切な製造などがあったとして、富山県は9日、同社に対し医薬品医療機器法に基づき業務改善を命じた。県によると、健康被害は報告されておらず、自主回収や出荷停止の必要はないという。

 違反が確認されたのは10品目。加熱工程の温度が承認されたのとは異なっていたり、粉末を手作業でふるいにかけるべきところを機械を用いたりするなどの不正があった。県の調査員には虚偽の文書を示し隠していた。不正は最長で2014年から続いていた。

 昨年7月、県の無通告の立ち入り検査で発覚した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2024年02月09日 更新)

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