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鳥インフルで県が電話相談窓口 中国からの帰国者ら対象

 中国で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染が拡大しているのを受け、岡山県と岡山、倉敷市は19日、各保健所に中国への渡航経験者らを対象にした電話による健康相談窓口を開設した。

 窓口は県の9保健所・保健所支所、岡山市保健所、倉敷市保健所の計11カ所=表。中国から帰国、入国後10日以内に38度以上の発熱やせきの症状が出た場合、原則として月〜金曜の午前8時半〜午後5時15分に応じる。

 県は同日から、県環境保健センター(岡山市南区内尾)で感染の有無を調べるウイルス検査体制も整えた。

 岡山空港からは上海への定期便が週9往復運航されているが、これまでに県内の医療機関から感染が疑われる事例の報告はないという。伊原木隆太知事はこの日の会見で「感染が判明した場合は指定医療機関と連携し、拡大防止措置を迅速に実施する」と述べた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年04月19日 更新)

タグ: 感染症

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