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岡山県がインフル注意報解除 昨季より患者数3割減

 岡山県は6日、県内に1月17日から発令していたインフルエンザ注意報を解除した。昨シーズン(5月17日解除)より20日遅いが、流行期に入ったのが4週間遅かったこともあり、患者数は3割近く減った。

 定点調査している84医療機関の1機関当たりの最新患者数は0・35人(5月27日〜6月2日)で、2週連続1人未満となり、解除基準を満たした。

 県健康推進課によると、今季の患者数は1万7905人(2日現在)で昨シーズンより6865人減。流行のピークは1月末から2月初めで、ウイルスはA香港型が7割、B型が3割で、新型インフルエンザは確認されなかった。

 県健康推進課は「例年、注意報を解除した後も患者の報告はあるので、うがい、手洗いなどの予防を徹底してほしい」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年06月06日 更新)

タグ: 感染症

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