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ヘリポート使用へ協定 倉敷中央病院と倉敷署

協定書に署名し握手する小笠原院長(左)と吉村署長

 大規模災害・事故など非常事態に備え、倉敷中央病院と倉敷署は12日、岡山県警ヘリコプター「わしゅう」が倉敷市美和の同病院ヘリポートを使用する協定を結んだ。負傷者の救護や物資の搬送、警察業務を効率的に行うのが目的。県警によると、県内警察署と病院による同種協定は初めて。

 同病院で双方が協定書に調印。小笠原敬三院長は「協力態勢を少しずつ強化し、万一の災害に備えたい」、吉村清孝署長は「災害時は一分一秒を争う。訓練を含めヘリポートを活用させていただきたい」と述べた。

 倉敷中央病院は倉敷署から約350メートルと近く、災害時にスムーズに業務を行うため、同署が協力を要請した。大阪航空局から離着陸の許可が下り次第、定期的に訓練を実施していく。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年07月13日 更新)

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