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岡山県内に食中毒注意報発令 ノロウイルス感染多発の恐れ

 ノロウイルスによる食中毒が多発する恐れがあるとして、岡山県は21日、県内全域に食中毒注意報を発令した。手洗いや十分な加熱調理の徹底を呼び掛けている。

 県指定の54医療機関で、1施設当たりの感染性胃腸炎の平均患者数が11月11日〜17日の1週間で6・65人と、増加割合が2週連続で前週を1割上回り、注意報の発令基準を超えた。原因の多くはノロウイルスとみられる。

 県生活衛生課は予防策として、帰宅時と調理前の手洗いのほか、食品を中心部まで加熱することや、食器を洗った後は塩素系漂白剤に漬けることなどを勧めている。

 同課によると、昨シーズン(2012年10月〜13年3月)のノロウイルスによる食中毒は、岡山市内の居酒屋で飲食した男女61人が下痢や発熱を訴えたケースなど5件あり、209人の患者が出た。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2013年11月21日 更新)

タグ: 健康

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