文字 

小児がん理解を呼び掛け 「子どもを守る会」岡山支部

ちらしを配り、小児がんへの理解を訴える「がんの子どもを守る会」岡山支部の会員ら

 「国際小児がんの日」の15日、子どもががんになった親らでつくる「がんの子どもを守る会」岡山支部が、岡山市北区駅元町のJR岡山駅で、病気について理解を呼び掛けた。

 同支部会員やボランティアら6人が参加。駅利用者らにちらしを手渡し、「子どももがんにかかるんです」「頑張って病気と闘っている子どもがいます」などと訴えた。

 野村マリ子支部長は「罹患(りかん)者が少ないこともあり、現状はあまり知られていない。一人でも多くの人に認識してもらうことが救える命を救うことや、治療環境の改善につながる」と話していた。

 小児がんは主に15歳未満で発症、岡山県によると、県内では2005年〜09年に毎年10〜38人が新たに小児がんと診断された。近年は医療の進歩で7割程度が治癒可能とされている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年02月16日 更新)

タグ: がん子供

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ