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建て替えの日赤県支部完成 災害時の救護活動拠点に

完成した日赤県支部=岡山市北区丸の内

 老朽化のため建て替えを進めていた日赤岡山県支部(岡山市北区丸の内)の新しい建物が完成。24日に記念式典が行われた。

 鉄骨5階延べ約2500平方メートル。同支部機能を持つほか、各種研修会などで県民にも開放する。災害時には救護、ボランティア活動の拠点としても利用できるよう自家発電装置や、大型貯水槽などを備えている。救援物資を蓄える倉庫も併設した。総工費は約7億6千万円。

 記念式典には関係者約60人が参加。支部長の伊原木隆太知事と日本赤十字社(東京)の大塚義治副社長らが「県内の赤十字活動の拠点ができた。地域に密着し、開かれた施設として県民に活用してほしい」などとあいさつし、完成を祝った。

 かつての建物は1966年の完成から約50年が経過。耐震基準を満たしておらず、バリアフリー対応でもなかった。昨年2月から建て替えを行っていた。今月15日に完工、県支部業務は17日に開始している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年02月24日 更新)

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