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「まちの保健室」1.3万人利用 岡山で毎週末、県看護協会

県看護協会が岡山高島屋で開設している「まちの保健室」

 健康への関心を高めてもらおうと、岡山県看護協会(岡山市北区兵団)が岡山高島屋(同本町)で「まちの保健室」を開いている。2002年7月から毎週土、日曜日、無料で血圧測定や健康相談を受け付け、これまで延べ1万3千人が利用した。同協会は「さらに周知を図り、市民の生き生きとした毎日を支えたい」としている。

 高齢化に伴う疾病対策、肥満予防などを狙いに土、日曜日の午後1時―4時、岡山高島屋の地下2階入り口に開設している。看護師や保健師らが出向き、血圧や体脂肪率、骨密度などを調べるほか、年齢や身長、体重などから必要な運動量の目安、食事のとり方もアドバイス。更年期の過ごし方など個別の相談にも応じている。

 1回平均約20人が訪れ、「気軽に健康状態を知ることができる」「相談にも乗ってもらえて心が軽くなった」と喜んでいる。県看護協会の平井康子常務理事は「専門性を生かしたきめ細やかな対応を心掛け、多くの人の健康増進につなげたい」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年04月09日 更新)

タグ: 健康高齢者

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