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地域包括ケア 理解深めよう 新見公立短大生が24日にシンポ

シンポジウムの当日に配る資料を作る学生

 医療と福祉サービスを一体的に提供する「地域包括ケアシステム」について理解を深めてもらおうと、新見公立短大(新見市西方)地域福祉学科の学生有志によるシンポジウム(山陽新聞社後援)が24日午後1時半、構内の市学術交流センターで開かれる。学生らは多くの市民の来場を呼び掛けている。

 学生でつくる実行委による自主企画は9回目。三上ゆみ同学科准教授がコーディネーター、高齢者福祉などに関わる行政や経済団体、介護施設関係者、地域おこし協力隊員の4人がパネリストを務める。「支えあいのまちづくり〜地域包括ケアシステムの実現に向けて」をテーマに、少子高齢化が進む新見市で安心できる暮らし、支援の在り方などを考える。

 行方不明になった認知症の高齢者をSNS(ソーシャルネットワークサービス)によって捜索する研究を行っている学生の発表もある。

 16日は実行委員約30人が集まり、当日の進行の確認や資料を作成した。実行委員長の同学科2年前田諭志さん(19)は「市民に役立つ情報が詰まったシンポジウムを目指してきた。当日はスムーズな進行を心掛けたい」と話した。

 聴講無料。定員150人程度。問い合わせは同短大(0867-72-0634)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年05月18日 更新)

タグ: 介護高齢者福祉

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