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川崎医科大が独大学医学部と協定 初期研修医2人を派遣

医師の研修プログラムに関する協定の調印式に出席した柏原副学長(左)と長谷川教授(右)、フライブルグ大の担当者ら(川崎医科大提供)

 川崎医科大(倉敷市松島)はドイツ・フライブルグ大医学部と医師の海外研修プログラムに関する協定を結んだ。今月から初期研修医2人を1カ月の予定でフライブルグ大の付属病院へ派遣。海外の医療制度を学ぶとともに国際的視野の獲得などを目指す。

 ドイツ南西部のバーデン・ヴュルテンベルク州にあるフライブルグ大で11日、調印式があった。福永仁夫学長が署名した合意書を、川崎医科大の柏原直樹副学長、長谷川徹教授(研修プログラム責任者)が、フライブルグ大医学部国際交流責任者のミハエル・ヴィルシング教授に手渡した。

 派遣された研修医2人は病棟や手術室、ICUなどで研修。他国の若手医師、医療関係者とも交流を深める。

 フライブルグ大の若手医師や学生を川崎医科大に招へいする計画もある。

 川崎医科大が海外の大学と協定を結ぶのは、2002年の英国オックスフォード大との交流プログラムに続いて2件目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年06月25日 更新)

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