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医療・介護の研究成果を産業化 岡山大、企業と橋渡し

研究成果の橋渡しを行う岡山大研究推進産学官連携機構鹿田本部

 岡山大は16日、医療・介護分野での研究成果を産業化するために企業との橋渡し役になる研究推進産学官連携機構鹿田本部を鹿田キャンパス(岡山市北区鹿田町)に開設した。津島キャンパス(同津島中)にある連携機構から医療・介護分野を切り離して医・歯学部のある鹿田キャンパスに本部を置くことで、効率化と機動性向上を図る。

 連携機構は研究推進、産学官連携、知的財産管理など5本部で構成。研究者の情報や研究成果をホームページなどで紹介し、企業との連携窓口となっている。鹿田本部は鹿田キャンパスに以前からあった連携機構新医療創造支援本部の機能を強化する形で開設した。

 鹿田キャンパス基礎医学棟3階に事務室と面談室計約50平方メートルを整備。約50人が出席して開所式があり、森田潔学長が「担当部署を明確化することで、連携がよりスムーズになる。研究成果を世界に発信していきたい」とあいさつした。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年07月17日 更新)

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