文字 

学校給食もアレルギー対応必要 早島でシンポ

食物アレルギーについて理解を深めたシンポジウム

 食物アレルギーをテーマにした公開講座「岡山アレルギーシンポジウム」(国立病院機構南岡山医療センター主催、山陽新聞社後援)が26日、岡山県早島町早島の同センターで開かれた。

 専門医ら3人が講演。同センターの水内秀次小児科長は、児童生徒の4・5%に食物アレルギーがあり、学校給食も正確な診断に基づく除去食にする必要があると指摘。一方で薬を常備する有症者の7割が学校に診断書などを提出していないとし、「相談は対策の第一歩。学校での死亡例もあり、保護者、医師、学校の連携が不可欠」と訴えた。

 患者や家族ら約70人が聴講。講演後には、医師による個別相談会もあった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年07月27日 更新)

タグ: 子供

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ