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保健や衛生分野の研究発表 岡山で中国地区公衆衛生学会

中国地方5県の行政・医療関係者らが研究成果などを発表した「中国地区公衆衛生学会」

 中国地区公衆衛生学会(学会長・江草安彦川崎医療福祉大名誉学長)が20日、岡山市内であり、中国地方5県の行政・医療関係者らが保健や衛生、環境分野での取り組みや研究成果を発表した。

 岡山県奈義町の担当者は地域医療のあり方を探るため、町民や行政、医療関係者らが2012年度に協議会を立ち上げて意見交換などを行っていることを紹介。町民側の変化について「自分たちが地域を支えるという意識が生まれてきた」と述べた。

 同県環境保健センターは、県内4カ所で11~13年度に測定した直径10マイクロメートル以下の浮遊粒子状物質(SPM)のうち同2・5マイクロメートル以下の微小粒子状物質(PM2・5)が約8割を占めたと報告した。倉敷市保健所は、兄弟姉妹がいたり、父親が交代勤務でない家庭の3歳児は早寝早起きの傾向があるとの調査結果を発表した。

 同学会は中国5県と岡山、広島市の持ち回りで毎年実施。今年は岡山県が担当し、約210人が参加した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年08月21日 更新)

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