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倉敷でデング熱感染疑い 都内から帰省の20代男子学生

 倉敷市は2日、東京都内在住で同市内の実家に帰省している20代の男子学生がデング熱に感染した疑いがあると発表した。1カ月以内の海外渡航歴はなく、8月半ばに東京・代々木公園に立ち寄っていることから、公園でウイルスを保有する蚊に刺されて感染した可能性が高いという。

 同市保健所によると、学生は8月24日に発熱などの症状が出て25日に都内の医院を受診したが、原因が分からないまま26日に帰省。同日、倉敷市内の病院を受診したところ、ウイルス感染症の疑いがあるとして市内の別の病院を紹介され29日に入院した。今月1日になって8月14〜17日のいずれかに代々木公園内を通ったことが判明、簡易な血液検査で陽性反応が出た。現在も入院中だが快方に向かっている。

 同市保健所は2日、国立感染症研究所(東京)に確定検査を依頼している。判明時期は未定。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年09月03日 更新)

タグ: 感染症

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