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人材育成の重要性 20団体が発表 岡山市で国際医療貢献フォーラム

岡山市で開かれた国際医療貢献フォーラム

 医療分野で国際的に活動するNPO法人や大学病院が課題を話し合う「国際医療貢献フォーラム」(国際医療ボランティアAMDA、県主催)が4日、岡山市で開かれ、約20団体の代表が次世代の人材育成の重要性について発表した。

 岡山大病院の佐野俊二心臓血管外科教授はベトナムへの医療チーム派遣について説明。医療技術が向上、手術数が2倍になった医療施設を例に「その国の医療チームが自国の子を救えるよう手助けするのが真の国際貢献」と述べた。

 NPO法人「日本・ミャンマー医療人育成支援協会」の岡田茂理事長は、現地に昨年寄贈した母子センターでの助産師の育成について報告。アジア諸国から看護師らを研修生として受け入れている社会福祉法人旭川荘(岡山市)の末光茂理事長も登壇した。

 フォーラムは昨年12月に続き2回目。学生や市民ら約70人が聴講した。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年10月05日 更新)

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