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岡山空港でエボラ熱水際対策 ギニアなど滞在者に報告義務付け

 岡山空港は10月22日、エボラ出血熱の感染が拡大する西アフリカのギニア、リベリア、シエラレオネの3カ国に滞在していた人に、入国後21日間にわたって体温と体調に異変がないかを広島検疫所岡山空港出張所へ報告するよう義務付ける水際対策を始めた。

 検疫法に基づき、外国人も含めて3カ国に滞在したことがある人は検疫所に連絡先を知らせた上で、朝夕の1日2回、電話で体調を報告する。

 従来は、患者やウイルスの宿主とされる野生のコウモリ、サルに接触した人のみだったが、米国内での感染確認などを受けて対象を拡大した。

 エボラ出血熱は感染から発症するまでの潜伏期間が2~21日程度とされる。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年10月23日 更新)

タグ: 健康感染症

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