川崎医福大生の朝食献立が最優秀 糖尿病レシピ全国コンテスト
川崎医療福祉大(倉敷市松島)の学生グループが考案した朝食献立が、栄養士や管理栄養士を目指す全国の学生らのアイデアを集めて競った「糖尿病いきいきレシピコンテスト」で最優秀賞に輝いた。カロリーや栄養バランスに気を配ったメニューは見た目も鮮やか。レシピは全国の病院窓口などで配られる予定で、糖尿病の予防や治療に役立ててもらう。
コンテストは日本糖尿病協会の呼び掛けで初めて開催。「朝食献立」「お弁当」「主菜」の3部門に全国の大学、短大、専門学校から計119組の応募があった。今月19日、東京で最終審査があり、書類選考を通過した3部門計12組が料理を実演。医師や管理栄養士らが栄養バランス、料理の手軽さ、味などを基準に審査した。
12組中最も優れているとされたのが、川崎医療福祉大臨床栄養学科4年の畔田友紀さん(23)、伊東詩織さん(22)、小谷美樹さん(21)のレシピ。細かく刻んだしらたきを混ぜてカロリーを抑えたごはんは、コーンやパセリで彩りを添えた。サケがメーンのおかずやみそ汁には、ショウガ、白菜、シイタケといった野菜を豊富に使い、栄養バランスを整えている。
審査員からは「しらたきを炒めて臭みをとるなど細かい配慮が目を引いた。カロリーを抑えているが満腹感が得られ、味と彩りもよい」と評価された。
大学でさまざまな病気に対応した療養食の献立づくりや調理を学ぶ3人は「教わったことを生かして作ったメニューが高く評価され、自信になった」と話していた。
最終審査に残った12組のレシピは、冊子にまとめて配布される。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。
コンテストは日本糖尿病協会の呼び掛けで初めて開催。「朝食献立」「お弁当」「主菜」の3部門に全国の大学、短大、専門学校から計119組の応募があった。今月19日、東京で最終審査があり、書類選考を通過した3部門計12組が料理を実演。医師や管理栄養士らが栄養バランス、料理の手軽さ、味などを基準に審査した。
12組中最も優れているとされたのが、川崎医療福祉大臨床栄養学科4年の畔田友紀さん(23)、伊東詩織さん(22)、小谷美樹さん(21)のレシピ。細かく刻んだしらたきを混ぜてカロリーを抑えたごはんは、コーンやパセリで彩りを添えた。サケがメーンのおかずやみそ汁には、ショウガ、白菜、シイタケといった野菜を豊富に使い、栄養バランスを整えている。
審査員からは「しらたきを炒めて臭みをとるなど細かい配慮が目を引いた。カロリーを抑えているが満腹感が得られ、味と彩りもよい」と評価された。
大学でさまざまな病気に対応した療養食の献立づくりや調理を学ぶ3人は「教わったことを生かして作ったメニューが高く評価され、自信になった」と話していた。
最終審査に残った12組のレシピは、冊子にまとめて配布される。
(2014年10月30日 更新)