文字 
  • ホーム
  • 介護
  • 12月から住民らに介護研修 地域福祉の向上目指す 笠岡・社会福祉法人天神会

12月から住民らに介護研修 地域福祉の向上目指す 笠岡・社会福祉法人天神会

 笠岡市神島、社会福祉法人天神会(岡﨑利治理事長)は介護職員初任者研修事業に乗り出す。介護福祉士、介護支援専門員、社会福祉士らが講師になり介護に関心のある地域の人々や家庭で高齢者の世話をしている主婦らを対象に介護の知識、技術を指導し地域福祉の向上を目指す地域貢献事業。

 天神会は特別養護老人ホーム、軽費老人ホームケアハウス、介護老人保健施設、指定居宅介護支援事業所、ホームヘルプサービスなどを運営、高梁川以西の老人福祉の拠点施設。この初任者研修は介護業務遂行の基本的知識、技術、考え方を身に付けるのが目的。修了証明書を交付。介護福祉士の受験資格である実務者研修の受講科目が一部免除される。

 不足している介護の人材育成のすそ野を広げ、在宅介護に役立ててもらおうと企画した。定員25人、12月4日から来年3月15日までの研修時間は130時間、介護におけるコミュニケーション技術など10科目。受講料5万円(テキスト代含む)。研修場所は天神荘地域交流スペース。研修は、講義と実技90時間と添削課題・レポート提出などがある。問い合わせは、笠岡市神島3626の7、天神会本部(電話0865-67-4122)。

 岡﨑理事長は「私たちが持つ介護の力を地域の方々に還元し、研修事業でお役に立ちたい。多くの方々の参加を」と話している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年11月17日 更新)

タグ: 介護

ページトップへ

ページトップへ