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3歳未満の水痘ワクチン無料化 津山市

 津山市は3歳未満の幼児に対する水痘(水ぼうそう)ワクチンの接種を無料化し、高齢者向けの成人用肺炎球菌ワクチンの補助を拡大した。国費の助成対象となる定期接種になったことに伴う措置。

 水痘ワクチンの無料対象は1歳以上3歳未満の幼児だが、2015年3月末までは移行期間とし、5歳未満まで接種できる。接種は原則2回で、これまで自己負担は1回につき5千~8千円程度だった。

 肺炎球菌は、市が12年度から独自に70歳以上を対象に任意のワクチン接種に3千円を助成しているが、新たに65歳から100歳までの5歳ごと、14年度中は101歳以上の全員に3千円を補助。自己負担は4970円になる。ワクチンは一度接種すると、効力が5年程度持続するといわれる。補助が受けられるのは1回。

 無料化と補助の拡大は10月から実施し、市は本年度事業費として約1億1400万円を確保。対象者にはがきなどを送り周知している。

 両ワクチンは市内外の医療機関で接種できる。問い合わせは市健康増進課(0868―32―2069)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年11月21日 更新)

タグ: 健康子供

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