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産婦人科医が退職、分娩休止に 井原市民病院 

 井原市民病院(同市井原町)は二十一日から産婦人科の分娩(ぶんべん)を休止する。担当の副院長が今月末で退職するためで、同病院は岡山大に後任医師を要請するとともに、当面、同科を婦人科に変更する。

 同病院は院長と副院長の二人が産婦人科を担当。二十一日からの婦人科は院長と、毎週水曜日に岡山大から派遣される医師一人が診療する。同病院は「迷惑を掛けて申し訳ない。できるだけ早期に後任医師が決まるように岡山大に働き掛けていきたい」としている。

 井原市では、隣接の福山、笠岡市の病院で出産するケースが多いが、井原市民病院でも二〇〇五年度には五十五人が出産している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年08月11日 更新)

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